一般的には缶コーヒーやインスタントコーヒーが普及しているため、コーヒーの賞味期限は長いと思われがちですが、実は賞味期限がとても短い飲料水です。
当店では一度の購入量として焙煎日から1〜2週間で消費出来る量のコーヒー豆のご購入をおすすめしております。
鮮度の高いコーヒー豆は焙煎後から1〜2日はガス（二酸化炭素）などが溜まっており抽出時に気泡が出すぎて抽出効率が悪くなりますので焙煎後3〜7日が味が寝かされ、味のピークとされています。
その後は味の劣化が始まり、他の食品同様、酸化が始まり後味に刺すような嫌な酸味などが現れだします。
酸化は空気が触れる量に比例しますので、粉より焙煎豆の方が長く味を保つことができます。
また温度差も味の劣化を早めますので出来るだけ温度差の発生しない状態での保存がおすすめです。
ですのでコーヒーの焙煎日から1から2週間程度が賞味期限としてお考えください。
焙煎日から1〜2週間の間は直射日光、高温多湿を避け、常温状態で保存していただいて大丈夫です。
常温であれば温度差があまり発生しないため、ドリップバッグはそのまま、焙煎豆の場合はキャニスターなどでまとめて保存していただいても大丈夫です。
ただ後味に刺すような酸味を感じられたら酸化している証拠なので後述する「焙煎日から2週間〜1ヶ月の間の保存方法」をご確認いただき、保存方法を変えることをおすすめいたします。
焙煎日から2週間〜1ヶ月経ってしまうと徐々に後味が悪くなってくるかと思います。
これは豆自体が酸化している状態で酸化を防ぐ保存方法に変える必要があります。
具体的には、「冷凍庫」で保存しておきます。
焙煎豆は水分量がほぼなくなっている状態なので冷凍庫に入れてしまって大丈夫です。
出来るだけ温度差を発生させない状態と酸素に触れたくない状態にしたいので、可能であれば1杯分をジップロックなど小分けにして小分け保存されることをおすすめいたします。
冷凍したコーヒーを使いたい場合は自然解凍した方が香りが高くなりますが、時間がない場合などはそのまま使用していただいても問題ありません。
